レーザー治療の効果

皮膚科のレーザーによるニキビ治療には、出来てしまったニキビの内部の膿や面皰を出したり、ニキビを出来にくくする、さらにニキビ跡を 改善するなどの効果があります。

まず、ニキビに穴をあける際に、針の変わりにレーザーを使う炭酸ガスは、膿や皮脂、角質、毛などのニキビの内部に溜まっているものを出すことができます。

内服薬

化膿してしまったニキビには一般的に内服薬による治療が行われますが、内服薬のみよりも治癒が速く、傷が残りにくくなります。

ジェネシスは、ニキビを出来にくくする効果があり、ニキビ跡の赤みの改善をしたり、コラーゲン線維の増生効果もあるため、ニキビ跡の治療もすることができます。

アレキサンドライトレーザーによる治療は、主にシミや毛穴の引き締めや脱毛などに用いられますが、ニキビ治療の際に、脱毛による効果が有効となります。

男性の場合は、シェービングにより、角質にダメージを与えて、毛穴の入り口にニキビの過角化が生じることでニキビの原因となりますが、脱毛をすることによって毛穴自体が引き締まり、つまりにくくなってニキビの改善に効果があります。

治療を行うことによってニキビの改善につながりますが、皮膚科によるレーザー治療が受けられない場合があります。

治療を受ける前の注意点として、施術希望部位に未治療の皮膚病がある場合、光線過敏症の方、激しい日焼けのあとや、未治療の肝斑がある方、商社希望部位に感染症や炎症がある方や、真性ケロイド、てんかん発作の既往がある方などです。

そういった場合は治療が受けられないので、施術前に医師と相談する必要があります。

ニキビによる炎症を速やかに改善し、ニキビ跡の予防にもつながりますが、効果を高めるためには、日常生活を気を付けることも大切です。

普段の生活で、食事や睡眠のバランスやストレスなどとうまく付き合って、心身ともに健康な生活をすることも、ニキビを予防していくためには重要な要素となります。

最後に注意点として、この治療に関しては、自由診療となるので、各皮膚科によって料金設定が異なるため、料金体系を把握しておき、医師の専門性やカウンセリングの内容なども
十分に吟味して治療をしてもらうところを決めることがお勧めです。

ニキビ治療に有効なケミカルピーリングとその成分について

美容皮膚科などでは美容医療によって、ニキビ治療を行うケースも少なくありません。「ケミカルピーリング」も、美容医療によるニキビ治療の1つです。

男性ニキビ

この治療は人工的に古い角質を落とし、ニキビの治りを早めたりニキビができにくい肌質へと、変化する点が特徴です。

薬剤を肌に塗り溜まってしまった古い角質を除去します。
角質とニキビ、あまり関係性が無いように思われますが、
実は大きく関係しているのです。

古い角質が溜まると毛穴が塞がれてしまい、皮脂や汚れが
外へと出ない事で、ニキビができやすくなります。

また、肌のターンオーバーが低下し、肌の再生機能も遅くなってしまうので、なかなかニキビが治り難くもなるのです。

ケミカルピーリングによるニキビ治療を受ければ、古い角質が無くなりニキビの治りも早まります。

また、皮脂分泌をコントロールする作用もある為、ニキビができにくい肌質へと変わるのです。使用される薬剤の成分には、フルーツ酸が一般的です。この他にサリチル酸マクロゴールに、サリチル酸エタノールといった成分も使われます。